
●江口 美貴 (えぐちみき)
ウエディングやテレビ番組のスタジオ装花のほか、イベントや展覧会の装花を手掛けることも多い江口先生。今回の記者発表会場の装花も江口先生のデザインによるものです。装花のデザインについてお聞きすると…
「展覧会の装花を手掛ける際は、必ずそのアーティストの画集や関連書籍を読み込んで勉強するの。絵の色調やモチーフからインスピレーションを得るのはもちろんだけど、シャガールは人生が作品に反映するタイプの画家だから、彼の人生を知ることも大事よね。記者発表会の会場装花は、会場の優雅な雰囲気にも合わせた上で、見た人に『シャガールの作品を観てみたい』と思ってもらえるように心がけたのよ」
ブーケを贈る際も、贈る相手をよく知ることが第一歩。今回はDAIGOさんについて調べた上でイメージをふくらませていったそうです。
そして、DAIGOさんの写真を見て受ける印象から、イメージカラーは黒・グレー・シルバーに。
手のモチーフの指の部分にピンクベージュのアートフラワー(造花)の花びらを分解してボンドで貼り付け、肌色を表現します。
グレーのバラのプリザーブドフラワーをワイヤリング&テーピングして、ブーケを作っていきます。(ワイヤリングとテーピングの手順はLesson2をご参照ください。)ポイントに黒いバラのプリザーブドフラワーを挿します。
「頭の中に完成予想図はあるんだけど、実際に作りながらバランスを見て考えていく部分もあるのよね」
プリザーブドフラワーのワイヤーの束を下で切り揃え、持ち手の部分にまとめてテーピングし、リボンを巻き付けます。
最後にアクセントとして、花びらや指先にラインストーンを貼って、完成です。
「DAIGOさんのアーティスト人生がシャガールのように花開いていくことをウィッシュ(wish=願う)して…」

