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用意するもの:
●イチゴの苗・3株
●プランター
(65×20×20㎜の標準タイプ)
●鉢底石
●培養土(できれば果菜用のもの)
●移植ゴテ(スコップ)
●化成肥料(野菜の生育の三要素である窒素・リン酸・カリの3成分のうち、 2成分以上を含む肥料)
栽培方法:
【1】 プランターの準備
底面が隠れるぐらいに鉢底石を入れて平らにならします。プランターの上部に約2㎝のウォータースペース(水やりのスペース)を残して培養土を入れます。
【2】 タネまきの適期と方法
10月中旬から11月上旬がベスト。20~25cmほどの間隔をあけて苗を植えつけます。クラウン(※1)が少し隠れる程度に浅めに。このとき各株のランナー(※2)のあとの向きをそろえましょう。花や実はランナーのあとの逆側につくので、そちら側を日当たりの良いほうへ向けてください。乾燥と過湿に弱いので、水やりが必要です。少なすぎても多すぎてもいけません。
※1・・・葉の付け根の冠状の短縮茎。
※2・・・匍匐枝(ほふくし)。ツル状の茎が地面を這い、節から根・葉を伸ばし生長するもの。
【3】 枯葉摘み・追肥(1回目)
2月半ばに枯葉が目立ってきたら枯葉をとりのぞき、株元に化成肥料を約10g追肥します。多肥に弱く根やけ(※3)しやすいので、施肥しすぎないようにしましょう。この時期の花は実にならないので摘みとります。ランナーも摘みとりましょう。
※3・・・濃度の高い肥料成分が根に触れることにより、根の細胞を破壊すること。根から水や肥料を吸収できなくなり、枯れてしまう。肥料やけ。
【4】 開花・追肥(2回目)・受粉
3月下旬ごろ、花が開花したら1回目と同様に追肥を施します。通常はハチなどの昆虫によって受粉しますが、昆虫が見当たらない場合は軽くゆするなどして、受粉を助けましょう。水やりの際は、花や実に水がかからないように株元に水やりします。
【5】病害虫
湿気が多すぎたり風通しが悪いと、うどんこ病(※4)や灰色カビ病(※5)が発声しやすくなります。葉に異常を見つけたらすぐに被害を受けている部分を取り除き、伝染を防ぎます。枯葉はカビの発生源になりやすいので放置せず、水はけ、風通しをよくすることを心がけてください。アブラムシはウイルス病を媒介するので、要注意です。また、乾燥するとハダニがつきやすくなります。見つけたら水で洗い流しましょう。
※4・・・葉や茎に白いカビがつく病気。
※5・・・葉や茎、つぼみに灰色のカビがつく病気。
【6】 収穫
5月中旬ころから真っ赤に熟した果実を収穫します。鳥に横取りされないように収穫時期が近づいたら、プランターを寒冷紗で覆う、ベランダ全体に防鳥ネットを張るなど、防鳥対策をとったほうがよいかもしれません。