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ダイコン
野菜 収穫 ベランダ

用意するもの:
●ミニダイコンの種
●プランター
 (容量25リットル以上、深さ30cm程度)
●軽石(プランターの底に敷く鉢底石)
●培養土(市販の野菜用のもの)
●移植ゴテ(スコップ)
●化成肥料(野菜の生育の三要素である窒素・リン酸・カリの3成分のうち、2成分以上を含む肥料)

栽培方法:
【1】 プランターの準備
日当たり・風通しのよい場所にプランターを設置します。水はけをよくするため、底面が隠れるぐらいに軽石を入れて平らにならします。底に穴が空いているタイプのプランターは底穴の部分に鉢底網を敷いてから軽石を入れてください(底がメッシュになっているものは不要)。コンテナの上部に水やりのスペース2cmぐらいを残して培養土を入れます。

【2】 種まきの適期と方法
秋まきで、8月末~9月上旬が適期。ダイコンなどの直根類(※1)は直まき(※2)のみです。小型品種なので15~20cm間隔で直径5cm・深さ1cmのまき穴(※3)を作り、4粒ずつまきます。まき穴の中で種が重ならないように間をあけてまきます。
※1…ダイコン、ニンジン、ゴボウ、カブなど。
※2…発芽した苗を移植をせずに、そのままその場所で栽培することを前提として、プランターや地面に直接種をまくこと。
※3…種をまくための穴。適した直径の小瓶や水ようかんの空き缶などを利用し、底を軽く押しつけるようにして作ります。

【3】 水やり
発芽するまでは乾かさないように、水の勢いを抑えてやさしく与えます。発芽後、生長期は表面の土が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。発芽するまではじょうろの蓮口を上向きに、生長期は下向きにして与えるとよいでしょう。
 
【4】 間引き・追肥・土寄せ
本葉が1~2枚の頃までに、生育のよいものを残し3本に間引きます。間引いた後、株元に軽く土を寄せ、グラグラしないようにします。本葉3~4枚のときに2本に、本葉5~6枚のときに1本立ちにします。間引いたものは、間引き菜として利用します(食べられます)。第2回目の間引きから、間引いた後、土1リットル当たり1gの化成肥料を施し、根元に土寄せ(※4)を行います。1本立ちの2週間後にも追肥(※5)と土寄せを行います。
※4…生長中に株元に施す肥料。
※5…株の間の土を根元に寄せること。株を安定させ、雑草の発生を抑制、肥料の流出防止、水はけをよくするなどの効果がある。

【5】 病害虫
秋まきでは、害虫が多発するので注意します。葉の表裏などこまめに観察し、見つけたら手で取り除きます。手で触るのに抵抗がある場合は、割り箸で挟むか、指先にガムテープの粘着面を表にして巻き、くっつけて駆除します。駆除が追いつかない場合は、アオムシ、コナガ、ヨトウムシにはBT剤(※6)を、アブラムシにはオレート液剤(※7)を散布し、防除します。農薬を使用したくない場合は、寒冷紗(防虫ネット)によるトンネル被覆(※8)を行い、害虫の侵入を物理的に抑えます。
※6…バチルス・チューリンゲンシス(BT)という細菌を利用した天然成分の殺虫剤。人体への安全性が高い。
※7…洗顔石鹸や食品添加物に用いられるオレイン酸ナトリウムの溶液。
※8…コンテナにアーチ状に支柱を立て、白色で遮光しないタイプの寒冷紗(防虫ネット)をかぶせ、洗濯ばさみでコンテナの縁にとめる方法。

【6】 収穫
ミニダイコンで、根の太さが6cm位になってきたら収穫できます。その目安は品種にもよりますが、早い品種で55~65日、遅い品種で70~80日くらいです。収穫が遅れると、ス入り(※9)や裂根(※10)が発生しやすくなるので、適期の収穫を心がけます。
※9…小さい空洞ができること。
※10…ダイコンに縦の切れ目が入ること。